新型DD「あきづき」 初公開


3月24日、就役したばかりの新型DD「あきづき」が佐世保・倉島岸壁で公開されました。
新機軸を盛り込んだ新時代の汎用護衛艦とはどんな艦なのか…その詳細に迫ります。

毎週土日と祝日に実施されている佐世保基地・倉島岸壁の一般公開ですが、この日(3月24日)は3月14日に就役したばかりの新型DD「あきづき」が公開艦です。

「あきづき」は、「むらさめ」以来16年ぶりとなるDD(汎用護衛艦)のフルモデルチェンジです。その「あきづき」が公開されるとあっては、マニアとしては駆けつけない訳にはいきません。愛車を飛ばして一路・佐世保へ向かいました。
ちなみに、画像に写っている青い車(トヨタ・アルテッツア)が当HPでは初公開となる私の愛車です。艦艇イベントの駐車場や艦艇が寄航中の岸壁でこの青いアルテッツアを見かけたら、私が撮影に来ていると思ってください(笑)
倉島岸壁の駐車場を出てすぐ、「あきづき」の後ろ姿が目に飛び込んで来ました!
私の第一印象。「随分変わった形をした護衛艦だなぁ…」

前タイプの「あめ」型や「なみ」型とは全く異なるシルエットです。一見、イージス艦に近い雰囲気を有していますが、「こんごう」型や「あたご」型とも全く異なるシルエット。つまり、これまで見たことも感じたこともない艦容と雰囲気…まさに未知との遭遇です。

DDとしては16年ぶりのフルモデルチェンジですが、「ゆき」型→「きり」型→「あめ」型→「なみ」型と同方向の進化を遂げて来たDDが、突如としてその進化の方向性を変えたという印象を持ちました。
進化の方向性を変えた背景には、この16年間におけるテクノロジーの進歩に加え、海自の任務の変化、そして任務の変化に伴う汎用護衛艦の役割の変化があると私は考えます。

その「あきづき」ですが、まずは艦尾からじっくり見ていきます。
船体や船体ラインは、前タイプの「あめ」型や「なみ」型とよく似ています。実際には船体の全長はほぼ同じですが、幅が約1メートル広がっています。基準排水量は5050t。「あめ」・「なみ」型より400t増加しています。
5050tといえば、今は亡きDDH「ひえい」と同じです(「はるな」は4950t)。艦艇の大型化は時代の流れとはいえ、DDが約40年前のDDHと同じ排水量を有するまでになったのですねぇ。
艦尾から艦首方向へ向かって見ていきます。
さすがに、かつてのDDH「ひえい」と同じ排水量を誇るだけあって、近くで見ると、従来のDDでは感じたことのない大きさと圧倒感を感じます。「ゆき」型や「きり」型とは比べ物にならないDDとしては桁違いの大きさです。

ヘリ格納庫は船体幅いっぱいに広がっており、その壁面はステルス対策のために傾いています。そして格納庫の上にはFCS-3Aのアンテナを装備した構造物があります。この構造物の存在が、「あきづき」の艦容を独特なものとする大きな要因となっています。
10日前に就役したばかりの最新鋭艦だけあって、船体にはかすかな汚れさえも見当たりません。まさに「ピッカピカの新車」です。
艦中央から艦首に向けてのショットです。この角度からも艦橋まわりやマストなど、「あきづき」の特徴的な艦容がお分かりいただけると思います。
艦橋は格納庫同様に船体幅いっぱいに広がっています。またマストは、「あめ」型・「なみ」型のラティスマストから「あたご」型イージス艦と同じ平面型マストとなっています。

「あきづき」という艦名ですが、帝国海軍・海自を通じて非常に誉高き名前です。初代は1941年に就役した秋月型防空駆逐艦の1番艦。2代目はアメリカの域外調達によって1960年に就役した初の2000t超え護衛艦(DD161)。そして3代目がこの「あきづき」です。
私が「あきづき」に魅力を感じるのは、新型のDDということに加え、誉れ高き艦名を引き継いだという点もあります。
艦橋まわりを真横から見ると、その特異な意匠がよく分かります。
艦橋上部の壁面に設置されているのは前方用のFCS-3Aのアンテナです。そして、艦橋とマストの結合部分や艦橋構造物と船体の結合部分は独特なデザイン処理が施されています

私にはどうしても「額に貼った絆創膏」にしか見えないFCS-3Aのアンテナですが、この装備こそが「あきづき」の最大の特徴でもあります。FCS-3Aは「ひゅうが」型DDHで初採用された国産の対空戦闘システムFSC-3の改良型で、自艦の防空だけではなく限定的な艦隊防空=僚艦防空が可能な戦闘システムとなっています。
これまでは対潜能力を重視してきたDDですが、「あきづき」はDD史上初めて防空能力も重視した艦となりました。
防空能力と並ぶ「あきづき」の大きな特徴のひとつがステルス性能です。近年のステルス重視の艦同様、いやそれ以上に、艦の至る所が尖り、壁面は傾いています
そして特筆すべきは、艦橋構造物と船体が一体化し、まるでカバーを架けているかのような艦橋まわりのデザイン。レーダー波に対する反射面が大きい装備品や構造物を覆い隠しています。

4〜5年前に雑誌等で見た19DD(あきづき)の完成予想図では、船体の全ての部分をカバーが覆っていました。また艦橋と格納庫までが覆われた予想図もありました。しかし実際は、艦橋まわりの一部の船体が覆われたのみ。これは、海自側が要求した建造費約850億円に対し、財務省が750億円しか認めなかったことが要因だと考えられます。
「あきづき」の艦番号は115です。これは「なみ」型の最終艦「すずなみ」(DD114)からの連続となっています。「あきづき」型は従来のDDとは異なるニュータイプのDDですが、艦番号では新たな桁を与えられることなく、前タイプから連続した番号となりました。
進水前に当HPの掲示板において艦名を「あきづき」と的中させた私ですが、実は艦番号を先代と同じ161にするのではと予想しておりました。こちらは見事にハズれたことになります…(笑)

先代の115は「やまぐも」型3番艦「あさぐも」が付けていました。1967年に就役、特務艦に種別変更後、1998年に退役しました。「あさぐも」をはじめとする「くも」型は学生時代によく呉で見かけた艦です。それだけに、この番号の復活も感慨深いものがあります。
外観をじっくり観察したので、次はいよいよ「あきづき」に乗艦です。
見学者用の梯子は艦中央部、ちょうどカバーの架かっていない部分に設置されています。この部分だけを見ると従来の汎用護衛艦とあまり変わりません(笑)
甲板上には対艦ミサイルSSM-1Bが見えますね。また煙突の横には救命筏が取り付けられています。海自にしてみれば、予算があればこの辺りもカバーで覆ってしまいたかったのでしょうね。

SSM-1Bですが、「あきづき」には右舷と左舷に1基づつ計4門が装備されています。見た目はハープーンとそっくりですが、こちらは国産品で、これまでに「あめ」型や「なみ」型、イージス艦「あたご」型、「はやぶさ」型ミサイル艇に装備されています。ミサイルの巡航速度は1150km/h射程は約200kmです。
乗艦した甲板上から艦首方向を望むと、ご覧のような「トンネル」が口を開けています。もうお分かりですね、艦橋構造物と一体化して船体の一部を覆っているカバー部分の入口です。イージス艦「あたご」型の甲板後部(ヘリ格納庫と船体が一体化した箇所)とよく似た雰囲気となっています。

甲板上をカバーで覆うスタイルは諸外国の海軍では既に一般的になっています。著名な艦では英海軍のデアリング型伊海軍のアンドレア・ドリア型仏海軍のフォルバン型などがありますが、そのほか南アフリカやシンガポール、サウジアラビア、インドなど多くの国の海軍が、駆逐艦やフリゲート艦に船体の大半をカバーで覆ったスタイルを採用しています。
「トンネル」に入ってすぐ、ご覧のような装備品が目に留まりました。
一瞬、「新型の魚雷発射管か?」と思いましたが、奥を見るとお馴染みのMK32短魚雷発射管が設置されているではありませんか…ということは、この装備品は何?

実はこれ、「あきづき」型で初採用となった自走式デコイランチャー(MOD)です。発射管から魚雷によく似た自走式デコイを発射、デコイは迫り来る敵の魚雷に対して音響的欺瞞を実施しながら自走することで誘引、誤爆を誘います
防空能力に注目が集まる「あきづき」型ですが、このように最新の対潜装備が導入されるなど、対潜能力も格段に向上しています。
カバーで覆われた甲板部分はご覧のような状態です。
電灯があるとはいえ、かなり薄暗いです。もし建造費が縮減されず、船体全体がカバーで覆われたとしたら、ステルス対策としては非常に有効でしょうけど、甲板上で実施する様々な作業がやりづらくなるのではと余計な心配をしてしまいました。

先に紹介したMODですが、左舷側には設置されていません。設計時は両舷に設置する予定でしたが、建造費縮減のあおりで右舷側1基のみの装備となりました。船体を覆うカバーがやや中途半端になった事と合わせ、「あきづき」型は「あたご」型イージス艦と同様に国家財政の悪化が色濃く影を落としてしまった艦と言えるのではないでしょうか。
艦橋です。かつて見たことのない形状の艦橋を目の当たりにして、海自汎用護衛艦に新時代が到来したことを改めて実感しました。
「額に貼られた絆創膏」はFCS-3Aのアンテナです(笑)
内側の大きなアンテナが捜索・追尾用、外側の小さなアンテナが対空ミサイル誘導用となっています。

「あきづき」型は僚艦防空(Local Area Defense)の能力が付与されたDDですが、では僚艦とは具体的にどの艦かといえば、それはイージス艦です。今や弾道ミサイルから我が国を守る盾となったイージス艦ですが、イージス艦が弾道ミサイル防衛にあたっている際は自艦の防空が疎かになってしまいます。そこで「あきづき」型が弾道ミサイル防衛中のイージス艦の防空を担当するのです。
「あきづき」は就役と同時に第1護衛隊群第5護衛隊に編入されました。つまり、第5護衛隊所属のイージス艦=「こんごう」が弾道ミサイル防衛(BMD)にあたっている際には、「こんごう」の頭上を警護するのです。
「あきづき」型は再来年までに計4隻が建造されることになっており、2番艦以降も「あきづき」同様、イージス艦を中心とした防空護衛隊(第5〜8護衛隊)に配備される予定です。

画像には主砲が写っていますが、「あきづき」型の主砲は前タイプの「なみ」型が装備していた伊オート・メラーラ社製の127ミリ速射砲ではなく、「あたご」型と同じ米国製のMk45Mod4・62口径5インチ砲が装備されています。
艦中央部の第二煙突の前部にはもうひとつ、「あきづき」型から初めて採用された装備品があります。これは投射型静止式ジャマー(FAJ)ランチャーという装備です。
敵の魚雷が迫り来る場合にFAJ(Floating Acoustic Jammer)を海面に向かって発射、FAJは海面を浮遊しながら妨害音を発することで敵の魚雷に対し音響的な妨害・欺瞞を行います。最大投射距離は約1000m、妨害作動時間は約7分間となっています。

このFAJランチャーと先に紹介したMODは試験艦「あすか」で実用化試験を済ませていますが、この「あきづき」での運用実績が今後の改良等の資料になると思われます。まさにフルモデルチェンジした新型艦にふさわしい装備の数々ですね。
ヘリ格納庫です。前タイプの「なみ」型よりもスペースが拡大されました。SH-60KまたはSH-60Jを常用1機搭載しますが、ご覧のとおり2機を搭載できる構造となっています。また、対潜ヘリの代わりにMCH-101掃海・輸送ヘリコプターを1機搭載することもできます。

格納庫の上には後方用のFCS-3Aアンテナを備えた構造物があります。冒頭にも触れましたが、格納庫の上にあるこの構造物の存在が、「あきづき」を独特な艦容に仕立て上げています。この構造物はかなりの大きさがあるため、艦橋ウイング部から艦尾方向への視界の妨げになるのではないかという気がします。実際にはどうなんでしょうか…?
このなんとも可愛らしい猫ちゃんのイラストは、何と!「あきづき」の部隊マークなのです。
「なぜ『あきづき』のマークが猫なのですか?」と乗組員に尋ねたところ、「艦長が大の猫好きだから」という答えが返ってきました。あの高田艦長が猫好きとは…!!少々意外ではありますが、私も猫が大好きなので、とても好感が持てます。

この猫ちゃん、Vサインをしていますねぇ。猫がVサインをする状況といえばネズミを捕獲した時ですが、この猫ちゃんは手には潜水艦尻尾でミサイルを捕獲しています。つまり潜水艦を撃退しイージス艦を狙うミサイルを迎撃するという「あきづき」の性格と任務が、猫ちゃんの表情と仕草で見事に表現されているのです。近年稀にみる非常に秀逸な部隊マークだと思います。
撮影と見学を済ませて「あきづき」を退艦、倉島岸壁内にある小高い丘の上から「あきづき」を眺めます。こうして見ると、「つくづく不思議な形をした艦だなぁ」と感じずにはいられませんでした。

心残りなのは「あきづき」を正面もしくは前方から撮影できていないこと。「あきづき」は岸壁の突端に接岸しているので、前方から撮影しようとしても艦首しか写らないのです。
「佐世保には観光遊覧船は無いし、どうしたものか…」と悩んでいたら、あのM.Hさんからメールが…。メールには「海上から『あきづき』を撮影したければ瀬川汽船に乗るべし」との文言が。彼は自宅にいるはずですが、なぜ私が「あきづき」の海上撮影で悩んでいることが分かったのでしょうか?(笑)恐るべし!
「あきづき」艦上で出会った九州のマニア仲間2人と共に、瀬川汽船が発着しているフェリーターミナルに向かいました。
瀬川汽船とはその名の通り観光遊覧船ではなく、佐世保湾内にある入り江の集落を結ぶ旅客船です。佐世保港を出港後5〜6ヶ所の集落を経由して再び佐世保港に戻ってきます。所要時間は約1時間10分です。

瀬川汽船の運航する旅客船、その名も「せがわ号」です。旅客船とはいっても見た目は少し大きめの遊覧船といった雰囲気。定員は95名最高速力は25ノットを誇るらしいです。
乗船を待っていると、今度は熊本艦隊氏からメールが。「瀬川汽船に乗るなら覚悟せよ」との文言。どういう意味だろう…?
私と2人のマニア仲間は「せがわ号」の展望デッキに陣取ってシャッターチャンスを狙います。
ところが、「せがわ号」は桟橋から離れるや否や、いきなり速力を上げ佐世保湾内を爆走します。その揺れの凄まじいこと!かつて経験したことのない凄まじい揺れ、しかも船体が跳ね上げる海水が頭上から降りかかってきます。もはや撮影どころではありません。手摺にしがみ付いて海に落ちないよう耐えるのが精一杯です。

それでも「あきづき」が眼前に迫った際にはマニア魂を発揮して果敢にも撮影に挑みます。しかし、激しい揺れで「あきづき」がフレームに収まりません。なんとかフレームに収まり、しかもブレなかった画像が以下の数枚です。心してご覧ください(笑)
正面から見た「あきづき」ですが、これまた不思議な艦容です。
艦橋構造物は下部は船体幅いっぱいに広げられているため、かなりずんぐりとした印象を受けます。さらに額に貼った絆創膏(FCS-3Aアンテナ)や平面型のマスト、格納庫上部にある構造物など、従来のDDにはない特徴や装備品が目白押しだけに、まるで他国海軍の駆逐艦を見ているような錯覚さえ覚えます。そのうち見慣れるとは思いますが…。

船体の大きさや艦橋構造物の大きさは、隣に接岸している「じんつう」と比べるとよく分かると思います。随分と大きくて立派ですねぇ。
それにしても「じんつう」が邪魔だなぁ…。どうして後方に接岸している「ゆき」型ではなく、「あきづき」に接舷しているのでしょうか?
「せがわ号」はあっという間に「あきづき」の前を通り過ぎます。
シャッターチャンスだった時間はわずか1分間。再びこの場所に戻って来るまでの1時間5分あまり、「せがわ号」に乗っての佐世保湾入り江めぐりを余儀なくされます(苦笑)
「あきづき」が眼前に迫って来た時には撮影に挑みましたが、激しい揺れで海に落ちそうになり本当に怖かったです。熊本艦隊氏のメールの意味がよく分かりました…。

さて、「あきづき」型ですが、2番艦「てるづき」が去年9月に進水し、来年3月の就役を目指して現在艤装工事が進められています。気になるのは3・4番艦の名前。私は「すずづき」(涼月)、「ふゆづき」(冬月)と予想します。
約1時間5分後に「せがわ号」は「あきづき」がいる倉島岸壁の沖に戻って来ました。フェリーターミナルは目前だというのに「せがわ号」は速力を落とすことなく、「あきづき」の前方を最大戦速25ノットで通過します。マニアに対する配慮は全くありません(笑)
画像右下に船体が跳ね上げた水しぶきが写っています。「せがわ号」の爆走がいかに凄まじいかがお分かりになると思います。
手摺にしがみ付きながら必死に撮影する姿が滑稽だったのか、「あきづき」の甲板上にいた乗組員が私たちを見て笑っていました(汗)

瀬川汽船は佐世保港と湾内の集落を結ぶ「水上バス」のような船ですが、乗船券を購入する際に「周遊です♪」と言えば、佐世保湾内を巡るクルージングが可能です。艦艇撮影にぜひご活用を!(笑)
誉高き「あきづき」という艦名ですが、先代が退役して約20年が経過したことや、19DDが防空能力を付与された汎用護衛艦であることから帝国海軍の防空駆逐艦秋月に因んで命名されました。

先ほど私が3・4番艦を「すずづき」「ふゆづき」と予想しましたが、秋月型3番艦の「涼月」8番艦の「冬月」は共に菊水一号作戦に参加、戦艦大和を護衛する任にあたりました。大和沈没後に両艦は共に生還、特に「涼月」は直撃弾で大破し、微速後進しかできない状態で佐世保に戻るという奇跡を演じました。
両艦とも1948年に解体され、船体は福岡県若松港の防波堤となり、戦後の北九州の発展を陰から支えました。このような素晴らしい逸話を持つ艦名だけに、私は3・4番艦の名前に予想しました。
16年ぶりにフルモデルチェンジした新型DD「あきづき」ですが、その大きさや艦容、新たな装備品など「未知との遭遇」の連続で非常に興味深かったです。と同時に、この近未来的な護衛艦が海上自衛隊の新時代を切り開いていくのだと感じました。
艦名と防空能力に熱い注目が集まる「あきづき」ですが、最新装備の導入により対潜能力や対水上戦能力も従来より格段に向上しており、高い次元でバランスのとれた汎用護衛艦となっています。

かつて「ありあけ」を年度優秀艦になるまでに鍛え上げた高田艦長が、今度は「あきづき」をどのように鍛えるのか非常に楽しみです。そして、「あきづき」と来年・再来年で配備される2〜4番艦が護衛艦隊の戦力向上に寄与することを期待したいと思います。

ついにヴェールを脱いだ新型DD「あきづき」。この近未来的な護衛艦が海自新時代を切り拓きます。