砕氷艦 しらせ(初代) |
艦番号 | 艦名 | 竣工日 | 建造所 | 所属 | 定係港 | 備考 |
AGB5002 | しらせ(初代) | S57.11.12 | NKK鶴見 | 2008年7月30日退役 | ||
基準排水量:11600t ・主要寸法:全長134m×幅28.0m×深さ14.5m ・最大速力:19ノット ・乗員:170人 |
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昨年まで南極観測隊員と物資を南極昭和基地まで輸送する任務に就いていた砕氷艦。「南極観測船」と呼ばれる事が多いがあくまで俗称である。世界で5番目に大きい砕氷艦であり、補給艦「ましゅう」が就役するまでは海自最大の艦艇であった。厚さ1.5mまでの氷海なら時速3キロでの連砕氷航行が可能で、その優れた砕氷能力を生かして度々外国の砕氷船を救出した。艦齢が20年を超えて老朽化が進んだことから第49次隊が帰国した後、去年7月30日に退役となった。2009年5月には名前を継いだ後継艦・新型「しらせ」が就役した。 [管理人の目] 艦齢が20年を超えた近年は老朽化が目立っていましたが、長い間南極の厳しい自然と闘ってきたその姿は貫禄と威厳を感じさせ青い海原にオレンジ色の艦体を浮かべている姿は「芸術的」と言えるほどの美しさでした。残念ながら解体処分となる予定ですが、その功績は永遠に語継がれることでしょう。長い間お疲れ様でした。 |