輸送艦 おおすみ型 |
艦番号 | 艦名 | 竣工日 | 建造所 | 所属 | 定係港 | 備考 |
LST4001 | おおすみ | H10.3.11 | 三井玉野 | 護衛艦隊第1輸送隊 | 呉 | |
LST4002 | しもきた | H14.3.12 | 三井玉野 | 護衛艦隊第1輸送隊 | 呉 | |
LST4003 | くにさき | H15.2.26 | 日立舞鶴 | 護衛艦隊第1輸送隊 | 呉 | |
・基準排水量:8900t ・主要寸法:全長178m×幅25.8m×深さ17.0m ・最大速力:22ノット ・乗員:135人 | ||||||
上甲板が艦首から艦尾まで全通した「フラットトップ型」の艦型を持つ揚陸輸送艦。全通甲板としたことで、甲板上とその下の貨物 デッキに大量の車両や物資が搭載できるほか、大型輸送ヘリの発着艦も可能である。車両・物資の揚陸にはエアクッション艇 LCACを用いる。豊富な物資搭載能力を持つことから災害派遣での使用も視野に入れた設計となっており、約1000人を収容する 居住スペースや充実した医療施設、自治体の災害対策本部用会議室なども設けられている。3隻とも国内のみならず海外の大規 模災害の救援に駆けつけており、まさに浮かぶ救援基地とも言える艦である。 [管理人の声] 全通式甲板を持つことから就役時に「空母か!」と騒がれましたが、形が似ているだけで性能は輸送艦そのものです。「国防」と 並ぶ自衛隊のもうひとつの任務である「救援」「国際貢献」を象徴するフネです。全通式の上甲板はその広さに驚きます。3隻とも 母港は呉ですが、任務多忙で中々お目にかかれず、いたとしてもその巨大な身体ゆえ沖合停泊が多く、撮影者泣かせのフネです |
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