試験艦 くりはま |
艦番号 | 艦名 | 竣工日 | 建造所 | 所属 | 定係港 | 備考 |
ASE6101 | くりはま | S55.4.8 | 佐世保重工 | H24.4.6 退役 | ||
・基準排水量:950t ・主要寸法:全長68m×幅11.6m×深さ5.5m ・最大速力:15ノット ・乗員:40人 | ||||||
海自が初めて建造した試験専用艦。主に対潜・機雷戦用の装備品の開発・試験を担当している。ディーゼル推進艦だが、試験作業時の低速運動性を上げるためにガスタービン発電による電気推進器を備えている。一段低くなった後部甲板が試験用のスペースで、装備品移動用のクレーンが備えられているほか、隣接した場所に装備品の計測室が配置されている。試験品に合わせて小規模な改装が繰り返されているため時期によって艦容が微妙に異なる。 [管理人の目] 「あすか」とともに海自を陰で支えている重要な艦です。大型で前衛的なデザインの「あすか」に対し、「くりはま」は小さくて可愛らしい雰囲気が特徴です。その一方で試験時には最低1ノットでの航行が可能という驚くべき性能を持っています。艦齢が30年近くに達しており、そろそろ退役も囁かれていますが、国家財政の逼迫により代艦の建造は難しそうです。 |