護衛艦 こんごう型 |
艦番号 | 艦名 | 竣工日 | 建造所 | 所属 | 定係港 | 備考 |
DDG173 | こんごう | H5.3.25 | 三菱長崎 | 第1護衛隊群第5護衛隊 | 佐世保 | |
DDG174 | きりしま | H7.3.16 | 三菱長崎 | 第4護衛隊群第8護衛隊 | 横須賀 | |
DDG175 | みょうこう | H8.3.14 | 三菱長崎 | 第3護衛隊群第7護衛隊 | 舞鶴 | |
DDG176 | ちょうかい | H10.3.20 | 石播東京 | 第2護衛隊群第6護衛隊 | 佐世保 | |
・基準排水量:7250t ・主要寸法:全長161m×幅21.0m×深さ12.0m ・最大速力:30ノット ・乗員:300人 | ||||||
イージスシステムを搭載する海自第4世代のミサイル護衛艦。各護衛隊群に1隻づつ配備され艦隊防空の要となっている。基準 排水量が7000tを超える大型艦で、城郭を思わせる巨大な艦橋とそこに設置されたSPY-1Dレーダーのアンテナが特徴である。 イージスシステムにより200個以上の対空目標を同時に探知・追跡し、20個以上の目標に対して同時対処が可能で、前世代の 「はたかぜ」型より防空能力が格段に向上している。その高性能なレーダー能力が、弾道ミサイルからの国土防衛にも有効との 評価から、スタンダードSM-3を使用したミサイル防衛で運用するための改修が順次計画されている。、最初に改修が終了した 1番艦「こんごう」は2007年12月にハワイ沖での迎撃実験に成功しており、2008年1月から実戦配備される。その後は「みょうこう」 「ちょうかい」「きりしま」の順で毎年1隻づつ改修が行われる。 [管理人の声] 18年前、就役したばかりの「こんごう」が呉に寄港するというので車を飛ばして見に行きました。水平線の彼方から巨大な艦橋を 持つ「こんごう」が現れた時には、その力強いシルエットに体が震えるほど感動しました。一瞬、旧海軍の高雄型重巡が海の底 から時空を超えて蘇ったとさえ思いました(本当に!)。停泊中の艦艇でも多くの隊員さんが双眼鏡を手に「こんごう」を眺めて いたのが面白かったです。今や艦隊防空だけではなくミサイル防衛の任まで背負うことになった「こんごう」型、4隻が仏教の 四天王のごとく、日本本土を狙うミサイルから国土と国民を守って欲しいものです。 |