舞鶴地方隊展示訓練2013〜「すずなみ」展示編


展示訓練の第2幕は、海自の日常の訓練や活動の一端を披露する訓練展示です。
ヘリが空を駆け、ミサイル艇が海を爆走するも、そこには前回とは大きな変化が…。

私が乗る「すずなみ」も180度回頭を終えました。いよいよ、これからメインディッシュである訓練展示へと移ります。

「あしがら」「きりさめ」「みょうこう」「まきなみ」の順で、艦隊が一直線になって航行しているのが見えます。マスト脇の速力信号標を見ると原速(約12ノット)で航行しているようです。

この光景、先頭を行く「あしがら」の後甲板から見たら、さぞや壮観でしょうねぇ…。この状況を鑑みると、結果論ではありますが、撮影ポジションとしては「あしがら」がベストの艦でした。しかし、今回の展示訓練において、知人または当HPの閲覧者で「『あしがら』が当たった」という人は皆無でした。いったい、「あしがら」の乗艦券は何処に行ってしまったのでしょうか?
程なく、上空から「バリバリバリ」という轟音が聞こえてきました。お馴染み、対潜ヘリコプターSH-60Kです。舞鶴航空基地に所在する第23航空隊から3機が飛来してくれました。
私をはじめとして、艦上のマニアたちは一斉にSH-60Kにカメラを向けます。胴長の望遠レンズを装着したカメラをヘリに向ける様子は、まるで高射部隊の隊員が敵機に向けて地対空ミサイルの照準を合わせているかのようでした(笑)

ちなみにこの日、第23航空隊では体験搭乗会も実施しています。休日とはいえ日常業務もある訳ですから、それに体験搭乗と展示訓練が加わって、部隊はてんてこ舞いの忙しさでしょうねぇ…。23空の皆様、本当にご苦労様です。
SH-60Kは私の頭上を通過して行きました。
高速で飛行するヘリを、きちんとカメラのフレーム内に収めて撮影できるようになるとは、私のカメラの腕前も上達したものです(笑)

この角度から見ると、胴体下部の円形アンテナがすごく目立ちます。また、胴体側面の窓からはセンサーマンがこちらを見下ろしているのが分かります。距離があってやや見にくいのですが、心なしか寂しそうな表情をしているような気がします。なぜ…?

3機は艦隊の遥か頭上を通過して行きました。もちろん、ローパスではありません。ただ、この飛行は顔見せ・土俵入りのようなもので、展示の最後には度肝を抜くような超低空飛行があるはずです。期待しましょう!!
上空のSH-60Kに気を取られているうちに、左舷前方の海面に救難飛行艇US-1Aが、水しぶきを上げながら着水しているではありませんか!おおっ、大迫力!!
US-1Aを見て、艦上にいた方々が「辛坊さんを助けた飛行機やわ〜」(実際に助けたのはUS2)と口々に言いだしました。もうすっかりお馴染みです。救難飛行艇の存在と任務を世に広めた辛坊氏の功績は非常に大きいと言えます(笑)

洋上迷彩が施されたUS-2とは異なり、アラートオレンジを纏ったUS- 1Aは海面上では際立って目立ちます
非常に貴重な着水シーンなのですが、惜しむらくは距離が遠いこと。300ミリの望遠レンズを最大に使ってもこの画角にしかなりません。もっと近くに着水して欲しかったよぉ…。
続いて、US-2も飛来して来ました。辛坊氏を救助したのはこちらのタイプの方ですが、着水はありませんでした。しかも、かなり遠い所を飛行しています。重ね重ね残念ですなぁ…。

私は、このような展示訓練でUS-2を撮影する時は、いつも胴体に記された数字を見て何号機であるかを確認しています。今回のUS-2には「03」と記されています。つまり3号機…辛坊氏を救助した機体そのものではないですかー!!(驚)
まさか、救助した実物が飛んで来るとは…驚きました…。3号機が海面に着水しないのは、着水すると辛坊氏の救助シーンの再現となってしまって生々しくなってしまうからでしょうか…?
いっそ、次回は辛坊氏の生解説付き海面着水展示というのはいかがでしょうか…。もちろん、辛坊氏はボランティアで。
艦隊は再び180度回頭します。変針点に到達した艦は順次転舵して進行方向を変えます。←は、「きりさめ」が転舵中で、「みょうこう」が今まさに変針点に到達しようとしているところです。
観艦式や展示訓練では、艦が進路を変える場面が見どころのひとつ、絶好の撮影チャンスでもあります。

ヘリ・救難飛行艇の展示がすべて左舷側で実施されたため、前を航行する2艦の甲板上では、乗艦者のほとんどが左舷側に大集合しているのが分かります(笑) さすがに軍艦だけあって、その程度の重量物の偏りでは艦の水平はびくともしません。
恐らく、我が「すずなみ」も後方から見ると、同じようになっていると思われます。実際、左舷側は押すなへすなの大混雑でした。
艦隊が回頭中も展示は続きます。←は、舞鶴水中処分隊の水中処分員(EOD)が、ヘリコプターからロープを伝って海面に降下する展示です。少し見にくいのですが、水中処分員がヘリから身を乗り出し、今まさに降下しようとしています。
一見、海難救助のようにも見ますが、機雷や不発弾発見場所に水中処分員がこのようにヘリから降下することもあるのですね。

水中処分員になるには運動能力や水泳能力に優れていることが条件とされていて、海自の中でもかなり陸自的な屈強な隊員が多い印象があります。また、その優れた身体能力から、海上警備行動時における不審船の武装解除を主任務とする特別警備隊(SBU)に志願・入隊する人も多いようです。
潜望鏡を海面に出して航行していた潜水艦が浮上しています。
前回は浮上後に艦隊の右舷側を反航していったのでよく見えたのですが、今回は浮上後に艦隊と同じ方向に航行したため、「すずなみ」からはほとんど見えませんでした。
ようやく潜水艦に追い付いて見えるようになった時には、「すずなみ」は180度回頭に入っていて、潜水艦は見えるもののかなり遠くに位置する残念な状況になってしまっていました…(涙)

この潜水艦、艦内では「呉から来た『そうりゅう』型潜水艦」としか紹介されませんでした。尖閣諸島を巡って中国と緊張関係が高まっている事に配慮したものと思われます。のちにこの潜水艦は「そうりゅう」型4番艦「けんりゅう」であることが判明しました。
艦隊の右舷後方から、ものすごい勢いで接近してくるふたつの物体が見えました。そう、舞鶴地方隊展示訓練の名物にして目玉のひとつでもあるミサイル艇の高速航行=爆走です。

やって来たのはお馴染みの2隻。日本海の俊足ランナー「はやぶさ」「うみたか」です。2年前は一列で爆走して来たのですが、今回は2隻が並んで突進してきました。その姿は、まさに標的に向かって飛んでいく二本の矢という表現がぴったりです。

2隻並んでの爆走はとても心躍る光景なのですが、艦隊からやや距離があるのが残念…。前回は艦隊の脇を水しぶきがかかるような近さですり抜けていったのですが…。
2隻のミサイル艇は艦隊の前方に出ると回頭して二方向に散開、「はやぶさ」は艦隊の左舷側を反航してきました。
私の願いが聞こえたのか、「はやぶさ」は先ほどよりも遥かに近い距離で爆走してきます!そうこなくっちゃ〜♪
さすがに、至近距離でミサイル艇の爆走を見ると、「キーン」という金属的なエンジン音船体が海水を跳ね飛ばす音がもろに聞こえてきて、他の艦船にはない迫力を感じます♪

恐らく、最高速力に近い40ノットを出していると思われます。その姿を目の当たりにして、一度でいいから最高速力を出して爆走するミサイル艇に乗艦してみたいと切に思いました。艦内の振動や揺れは相当なものでしょうねぇ。体感してみたい!
一方、艦隊の右舷側を反航してきた「うみたか」は通過後に再び回頭。艦隊と並走しながらIRデコイの発射を披露します。
発射のタイミングとデコイの炸裂地点の予測が外れたため、←のようなイマイチな画になってしまいましたが、まさに「うみたか」の頭上でデコイがさく裂して無数の火花が散っているシーンです。

哨戒機P-3Cが発射するIRフレアと並んで訓練展示の目玉となっている感のあるIRデコイですが、見た目の美しさとはうらはらに艦に敵のミサイルが飛来中という危機的な状況で使う囮・欺瞞装備です。乗組員にとっては、「できることなら使用する場面に遭遇したくない」という類の装備品です。ホント、使用する場面は展示訓練だけであって欲しいものです。
2隻のミサイル艇が縦横無尽に暴れ回った後に行われる展示は、多用途支援艦「ひうち」による放水です。
ゆるい…ゆる過ぎる展示だ…(笑)

ミサイル艇が爆走した直後だけに、そのゆるさが際立ちますまるで急降下爆撃機に乗って艦船攻撃をする時のような激しい落差を感じます(笑) ミサイル艇の高速航行の直後にこの展示を組み込んだ舞鶴地方総監部の担当者は、なかなかのキレ者だと推察いたします。やられました…(笑)

ゆっくりと航行しながら放水する「ひうち」は、「ゆるい展示だけどちゃんと見てよね!」と言っているようです。非戦闘艦とはいえ、れっきとした自衛艦。ただ、その姿からは愛嬌すら感じます
「すずなみ」を左舷後方からゴムボートが追い抜いていきました。乗船している黒装束の方々は、舞鶴水中処分隊の皆さんです。
先ほどは、水中処分員がヘリからロープ伝いに海面に降下するという展示を披露してくれました。この中に、降下した隊員さんもいるのでしょうね。皆さん、とても明るくて朗らかです

少し前に水中処分員になるには優れた運動能力と水泳能力が必要と記しました。具体的には、25mを潜水したまま泳ぐこと45mを4回以内の息継ぎで泳げること水深3mから5kgの錘を水面まで持ち上げるなど、水中における強靭な体力が求められます。この明るく朗らかな隊員さんたちも、その条件を見事にクリアしたツワモノばかりなのですねぇ。
私の乗る「すずなみ」は速力を上げ、前方を航行する「まきなみ」「みょうこう」を追い抜こうとしています。
次は、艦の航行順序を入れ替える艦隊運動の展示かと期待に胸を膨らませていたその時、艦内アナウンスが流れました。
「訓練展示は終了しました。本艦はこれより舞鶴西港へ戻ります」。 これで終わり…?艦隊運動は…ヘリの低空飛行は…。

何ともあっさりした展示訓練の幕切れです。
艦隊運動とヘリのローパスを期待していた私は茫然自失。しばらくの間、甲板に座り込んで動くことができませんでした。
後で知ったのですが、去年大湊で練習艦隊の見送りでローパス中のヘリが艦に接触し墜落した事故を受けて、現在海自ではローパス禁止令が出されているということです。
前方を航行していた「きりさめ」は大きく左に転舵、単艦で敦賀港に向かいます。本当に終わってしまったんですね…(涙)

この時、ふと私の脳裏にSH-60Kの窓から見えたセンサーマンの顔が思い浮かびました。あの時の何処か寂しげな表情はローパスができないからだったんですね…。

思い起こせば、今回の展示訓練は高速の艦隊運動やヘリの超低空飛行が無かっただけではなく、ミサイル艇が艦隊からやや離れた場所を爆走したり、救難飛行艇が遠くに着水するなど、見栄えや迫力よりも安全を重視した内容だったという感があります
多分に大湊でのヘリ墜落事故が影響していると考えられますし、もしかしたら現総監の方針・カラーなのかもしれません。
茫然自失の私を乗せた「すずなみ」はさらに増速、「みょうこう」をも追い抜きました。ずっと艦隊の後方を航行していた「すずなみ」ですが、この日初めて「みょこう」の前方に出ました。
おぉ、撮影チャンス!俄かに撮影の意欲が湧いてきました。

今回の遠征の目的の一つは、「みょうこう」の航行シーンを撮影することでしたが、「すずなみ」からは「みょうこう」を撮影するチャンスは僅かしかありませんでした。明日(27日)は「まきなみ」に乗艦しますが、「みょうこう」と同じ北吸桟橋から出港するので撮影チャンスは多そうです。期待しましょう♪
帰路は「あしがら」「すずなみ」「みょうこう」「まきなみ」の順序で航行、北吸桟橋と舞鶴西港を目指します。
後続する「みょうこう」「まきなみ」は遥か後方で、甲板上にいても何も撮る物がないので、「すずなみ」の艦内に降りてみました。

←は士官室の入口です。レトロな書体で「士官室」と記された表札がとても素敵です♪ このような細かな調度品は、艤装員長(初代艦長)の好みで決めることができます。言い換えれば、その人のセンスがモロに出る部分ということになります。
ちなみに、本艦の初代艦長は鍛冶次郎二佐(現大湊警備隊司令、一佐)、そして、5代目にあたる現艦長は上羽直樹二佐です。
「すずなみ」には艦長以下18人の幹部が配置されていて、この士官室を使用しています。また、護衛隊司令が座乗した際には、司令と2人の隊付(幕僚)もここを使用します。
士官室が乗艦者の休憩スペースとして開放されていました。
艦が大雨や荒天に見舞われて“難民船”になっている訳ではないのに士官室が開放されるのは、かなり異例です。猛暑により上甲板が灼熱地獄と化しているための配慮と思われます。

←は入口を入って右手にある応接スペースですが、壁に掛けられている「すずなみ」の絵と、山と湿原を描いた風景画がとてもいい雰囲気を醸し出しているではありませんか。
特筆すべきは、ソファーのカバーの色が風景画の中の湿原と同じグリーンに合わせられていること。恐らく、就役時からこの色なのでしょう。お見事な艤装センスです。
程よく冷房が効いて“高熱甲板”とはまるで別世界の士官室。誰もここを動こうとはしません…(笑)
科員食堂も暑さを避けてきた人で超満員状態、そしてここでも誰も動こうとはしません(笑)
きょうは上甲板が灼熱地獄と化しているので仕方ないのですが、観艦式や展示訓練・体験航海では、出港から帰港までずっと科員食堂に閉じこもっている人をちょくちょく見かけます。そういう人たちは、せっかく乗艦券を入手して艦に乗ったのに、いったい何をしに来ているのでしょうねぇ?不思議です…。

真の(?)マニアたる私は、食堂なんぞでくつろいだりはしません。ただ時折、提供されている麦茶をいただきに足を運びます。この日も暑さに耐えきれなくなった頃合いを見計らって、麦茶をいただきました。キーンと冷えていて、最高に美味しい!! イベント時に艦内で飲む麦茶は、他のどんな飲料よりも美味しく感じます♪
上甲板に戻って撮影のチャンスをうかがっていたのですが、舞鶴に近づくにつれてドス黒い雨雲が空を覆い、ついには午後2時過ぎに雷雨となりました。 げーっ!!
晴天の灼熱地獄、視界を遮る海面のモヤ、そして最後は雷雨…完全に舞鶴の天候に振り回されています…(涙)

後続する「みょうこう」と「まきなみ」もご覧のように霞んでしまっています。というか、晴れていても霞んでいましたが…(苦笑)
こういう光景で実感するのは、海自艦艇は天候に合わせて見事に空と海に同化するということ。晴れれば艦は青くなって蒼海に溶け込み、曇天・降雨の際には鉛色となって灰色の空と海に紛れ込みます。その意味では、艦に塗られている塗料は何物にも代えられぬ最強の装備品と言えるでしょう。
突然の雷雨に乗艦者の皆さんは大慌て。皆さん一目散にヘリ格納庫へ退避しました。
私は雨が降っても退避なんぞせず撮影を続けるのですが、この日はこれといって撮る物がないので、けろさんと共に格納庫に退避しました。格納庫内はやや薄暗いので、撮影した画像の確認には最適です。入港まで画像チェックで時間を潰しました

「なみ」型DDはヘリ格納庫があるので降雨の際には雨宿りができますが、格納庫がない「こんごう」型や「はたかぜ」型に乗艦して雨に遭遇しようものなら、逃げ場がなくて悲惨そのものです。
まあ、私は去年10月の観艦式本番で、その悲惨さを身を持って体験しましたが…。「はたかぜ」に乗っていたのですよ。
格納庫で雨宿りしている間も、私は時折格納庫を出て撮影チャンスがめぐって来るのを待ちます
そして、舞鶴湾に入ってしばらくの間航行した午後2時40分、前方を航行していた「あしがら」が北吸桟橋へ向かうため「すずなみ」から離れて行きました。というか、一隻で舞鶴西港に向かう「すずなみ」の方が隊列を離れていったという方が正確です。

画像ではよく分からないと思いますが、実はこの時もかなり強い雨が降っており、ずぶ濡れになりながら何かに取り憑かれたように「あしがら」を撮影する私を、他の乗艦者が呆れたような表情で見つめていました(苦笑)
明日は今日以上に「あしがら」を撮る機会に恵まれますように…。
午後3時過ぎ、「すずなみ」は約6時間ぶりに舞鶴西港に戻ってきました。入港支援のため、朝の出港時と同様、2隻の曳船YTが北吸桟橋から駆け付けてくれています。

岸壁を見ると一面びしょびしょの水浸し。舞鶴市内は相当激しい雨に見舞われたようです。雷雨は真夏の午後には付き物とはいえ、「舞鶴では弁当を忘れても傘を忘れるな」という諺を身をもって実感しました。こんなコロコロと変わりやすい天候も、舞鶴という土地の魅力なんでしょうね。
大きなガントリークレーンが2基見えますが、ここ舞鶴西港は“軍港”である舞鶴東港とは対照的に、商業港として発展。現在は日本海側有数の国際貿易港として重要な位置を占めています。
「すずなみ」は舞鶴西港第3埠頭に接岸しました。
接岸したとはいえ、「すずなみ」は500〜600人程の人を乗せているので、すぐには艦を降りることはできません。私が下艦したのは接岸から約40分も経った午後3時50分頃でした。

天候に翻弄されたとはいえ、“舞鶴艦隊”が若狭湾を躍動する姿を撮影するのは本当に楽しく充実しておりました。
甲板上の灼熱地獄や海面のモヤ、さらには雷雨をもろともせず、懸命に撮影に挑む私をはじめとするマニアの姿は、吉村昭の小説「高熱隧道」にも匹敵する男たちの感動の群像劇だったのではないでしょうか…(笑) “高熱甲板”で身を焦がしながらも挑んだ“高熱撮影”。またひとつ忘れられない夏の思い出ができました。
「すずなみ」下艦後、北吸桟橋を見下ろす絶好の撮影スポット・文庫山学園に足を運びました。
桟橋には、展示訓練から戻ったばかりの「あしがら」「みょうこう」「まきなみ」が接岸しており、「みょうこう」と「まきなみ」からは、順番を待って続々と下艦する乗艦者の姿が見えます。

明日(27日)はこの北吸桟橋から「まきなみ」に乗艦します。
この様子だと、「まきなみ」からは「あしがら」と「みょうこう」のほか、対岸のユニバーサル造船で修理中の「しらね」「あさぎり」も撮影できそうです。期待に胸が膨らみます♪ 
願わくば明日も晴天で、なおかつ海面にモヤが発生しませんように…。そして、突然の雷雨にも見舞われませんように…。

舞鶴の気まぐれな天候に翻弄された2年ぶりの展示訓練。事故の影響もあって控えめな内容でした…