2012自衛隊観艦式 ~式典編

我が「あたご」は横須賀を出港してから約3時間後に相模湾上の観艦式実施海面に到達しました。
そして正午、25隻の艦艇が整然かつ粛々と観閲を受けます。強く美しい艨艟たちの姿をご覧あれ。

受閲艦艇部隊見ユ。
正午数分前から、観閲を受ける順番に隊列を形成した受閲部隊が見えてきました。25隻の艦艇が等間隔で航行して来る様子はまさに圧巻の一言。出港以来ずっと心が躍っている私でしたが、ここにきて私の心はついに阿波踊り状態となりました(笑)

「シャッターチャンス!」と思ったその時、前方にいたマニアの方々が一斉に身を乗り出して撮影を始めました。おいおい…(汗)
残念だったのは、「手すりに寄りかかって身を乗り出さないでください」と乗組員が再三に渡って注意しているのに、それを無視して撮影をしている人がいたこと。事故が起きたら観艦式は即中止、海自はマスコミから袋叩きに遭うのですよ!皆さん、艦に乗ったら乗組員の指示・注意には必ず従いましょう

受閲部隊の先頭は旗艦・「あきづき」です。新型DD・「あきづき」型の1番艦で、今年3月に就役したばかりです。従来のDDが重視した対潜能力に加え、国産の対空戦闘システムFCS-3Aの採用により僚艦防空能力が付与された新タイプの汎用護衛艦です。現在、名艦長・高田二佐のもと、艦隊に加わるための習熟訓練に明け暮れています。2番艦「てるづき」が来年3月就役予定、3番艦「すずつき」・4番艦「ふゆづき」が先月と今月、相次いで進水しています。第1護衛隊群第5護衛隊に所属しており、母港は佐世保です。

観閲を受ける艦はラッパの合図により観閲艦上の観閲官(内閣総理大臣)に敬礼し、甲板上では乗組員が登舷礼を実施して艦として最大の敬意を示します

受閲部隊第1群は5インチ砲を搭載した2隻の艦で構成されます。最初にやって来たのはDDG「はたかぜ」です。
第3世代ミサイル護衛艦「はたかぜ」型のネームシップで、1986年3月に就役しました。当初は相当数の建造が計画されましたが、ミサイル護衛艦にイージスシステムを搭載することが決まったため2隻で建造が打ち切りとなった不運のDDGです。

イージスシステム搭載艦(イージス艦)と比べ防空能力は大きく見劣りがしますが、艦前方に備え付けられた対空ミサイル発射機や艦首に設けられたブルワーク(波よけ)など、数々のユニークな特徴を持つマニアックな艦です。
第4護衛隊群第4護衛隊に所属し、母港は横須賀です。

第1群2番艦はDDH「しらね」です。海自初のシステム艦・「しらね」型のネームシップで1980年3月に就役しました。初代DDH「はるな」型の改良型でもあり、主砲を前甲板に集中させ後部甲板をすべてヘリ用の艤装に充てた世界でも類を見ない「航空駆逐艦」です。

就役後から長らくの間、「海自の顔」「海自の広告塔」というべき存在の艦で、特に観艦式では就役から2003年まで10回連続で観閲艦を務めました。しかし、2007年冬に横須賀停泊中にCICを燃やす大火災を起こし、さらに「ひゅうが」の就役に伴って舞鶴に転籍させられるなど、絵に描いたような転落の人生が多くのマニアの涙を誘いました。第3護衛隊群第3護衛隊に所属し、母港は舞鶴です。

第2群は、護衛艦隊の中核を担う汎用護衛艦3隻で構成されます。まず最初は「たかなみ」です。
「たかなみ」型DDの1番艦で、2003年3月に就役しました。コスト節減のため前タイプ「むらさめ」型の船体をベースに開発されましたが、主砲に127ミリ砲を採用して対艦・対地攻撃力をアップさせたほか、兵装の配置にも改良・改善が加えられました。また居住区の構造も変更されるなど、外観は「むらさめ」型と酷似しているものの、細部では大幅な変更・改良が施された艦となっています。

後続する「おおなみ」をはじめ全5隻が建造され、高性能に加え居住性の良さ、真水の製造能力の高さにより、「むらさめ」型と並んで海外派遣任務の中心的な艦となっています。第2護衛隊群第6護衛隊に所属し、母港は横須賀です。

第2群2番艦は「おおなみ」です。「たかなみ」型DDの2番艦で、直前を航行する「たかなみ」と同じ2003年3月に就役しました。就役以来、「たかなみ」と同じ母港・同じ護衛隊に所属していることから、「たかなみ」「おおなみ」は“仲の良い双子の姉妹”と言えます。この2隻は前々回(2006年)の観艦式にも揃って参加し、当時の最新鋭艦として参加者の熱い注目を浴びました。

昨年、北方警備の強化を目的に3番艦「まきなみ」(佐世保)と5番艦「すずなみ」(舞鶴)が揃って大湊に転籍したことは、マニアに大きな驚きと衝撃を与えました。第2護衛隊群第6護衛隊に所属し、母港は横須賀です。

第2群3番艦は「はるさめ」です。「むらさめ」型DDの2番艦で、1997年3月に就役しました。先導艦を務める「ゆうだち」の“すぐ上の姉”にあたります。2000年の観艦式以来、12年ぶりの参加です。
2000年の観艦式では当時最新鋭だった「むらさめ」型4隻(「むらさめ」「はるさめ」「ゆうだち」「きりさめ」)で受閲部隊第1群を編成しましたが、ステルスデザインを纏った近代的なDDが揃い踏みする光景はマニアを狂喜乱舞させました。

同型艦は9隻で、今回の観艦式にはこの「はるさめ」と「ゆうだち」(先導艦)、「いなづま」(観閲付属部隊)の3隻が参加しています。
第2護衛隊群第6護衛隊に所属し、母港は横須賀です。

第3群は最新鋭DDHと、艦艇史に名を刻む名艦・迷艦です。まず最初は、現在、海自艦艇で最も高い人気と注目度を誇るDDH「いせ」です。ヘリコプター用の全通甲板を有する「ひゅうが」型DDHの2番艦で、昨年3月に就役しました。
1番艦「ひゅうが」の運用実績を基づいて細部で変更・改良が施されているほか、初代艦長・星山一佐の卓越した艤装センスによって「ひゅうが」よりも洗練されて使い勝手の良い艦となりました。本HPでも画像閲覧数ダントツの1位を誇ります。

ヘリ運用能力だけでなく優れた指揮・通信能力も自慢のひとつで災害派遣など統合作戦時の洋上司令部となるほか、護衛隊群の新たな指揮の形も模索されています。第4護衛隊群第4護衛隊に所属し、母港はです。

第3群2番艦は「せとぎり」です。「あさぎり」型DDの6番艦で、1990年2月に就役しました。
前タイプ「はつゆき」型DDの拡大・改良型で、巨大なヘリ格納庫林立する2本のマストなど非常にユニークな特徴を有しますが、艦隊での運用で様々な不具合が噴出し、「設計ミス」「失敗作」と揶揄される迷艦となってしまいました。そのためか、1番艦と2番艦が早い艦齢から練習艦に種別変更されましたが、昨今の艦艇不足により異例ともいえる再種別変更で護衛艦に復帰しています。

同型艦8隻中3隻が地域配備型の10番代護衛隊(旧地方隊)に移っており、この「せとぎり」も今年度末に第11護衛隊に配置転換され、母港も横須賀に変わる予定です。現在の所属は第3護衛隊群第7護衛隊で、母港は大湊です。

第3群3番艦は「はるゆき」です。海自艦艇史にその名を刻む名艦・「はつゆき」型DDの7番艦で、1985年3月に就役しました。この「はるゆき」の就役によって、当時の海自の念願だった八八艦隊(艦艇8隻ヘリ8機)が第1護衛隊群で実現しました。海自艦艇史上最も多い12隻の同型艦が建造されましたが、老朽化により2隻(「はつゆき」「はまゆき」)が既に退役しており、この「はるゆき」も来年度末に退役する予定です。よって、観艦式の参加は今回が最後となります。護衛艦隊直轄の第13護衛隊に所属し、母港は佐世保です。

もうお分かりだと思いますが、受閲艦艇部隊の画像はどれもモロに逆光…。せっかくのシャッターチャンスなのに…(涙) ○| ̄|_

第3群の最後は「あさゆき」です。「はつゆき」型DDの11番艦で、1987年2月に就役しました。徐々に退役が進む「ゆき」型DDですが、昨今の艦艇不足により、この「あさゆき」を含む後期艦は艦齢延長工事が施され、なお当分の間現役にとどまる予定です。

「はるゆき」と同じ第13護衛隊に所属し、東シナ海での哨戒活動に従事していますが、近年、海洋進出を目論む中国海軍が同海域での活動を活発化させていることから、警戒監視中に至近距離で睨み合うこともしばしばです。
「はるゆき」「あさゆき」が観艦式に参加している間も、同じ13護隊の僚艦「いそゆき」「じんつう」は尖閣周辺での不測の事態に備えて、その近海を哨戒していると思われます。護衛艦隊直轄の第13護衛隊に所属し、母港は佐世保です。

第3群までの観閲が終了し、我が「あたご」の左舷側300ヤードの海面を10隻が通り過ぎて行きました。
何だか、もうお腹いっぱいなんですけど…。後方を振り返れば観閲を終えた10隻が一直線になって航行をしています。なんて壮観な光景なんでしょう…。「日本男子に生まれて良かった」と思う瞬間です。

海自が実施する観艦式は「移動式」と呼ばれる形式で、「停泊式」が一般的な世界の海軍の中では極めて異色です。
大きさも性能も異なる艦艇が、等間隔かつ同速度で一列になって航行するには非常に高い操艦技術が必要です。車両に例えるなら、F1と乗用車と軽自動車とバイクと自転車と三輪車とリアカーが同じ速度で一列になって走っているようなものです(笑)

第4群は3タイプ3隻の潜水艦で構成されます。
最初は「けんりゅう」です。海自初のAIP機関搭載潜水艦・「そうりゅう」型の4番艦で、今年3月に就役したばかりの最新鋭艦です。
スターリング方式のAIP機関で連続潜航日数は約2週間と前タイプの「おやしお」型から飛躍的に伸び、同じく初採用のX舵により優れた運動性能を有するなど、原子力ではない通常動力の潜水艦としては世界一の高性能艦です。

ロシアを騙して未成空母を購入し、先月空母「遼寧」として就役させた中国海軍ですが、いくら空母をダシにして我が国を脅そうと、この「そうりゅう」型を中心とした潜水艦隊がある限り、空母はお飾りに過ぎないと私は考えています。
第1潜水隊群第3潜水隊に所属し、母港はです。

続いての登場は「いそしお」です。
11隻の同型艦が建造され、現在、潜水艦隊の中核を担っている「おやしお」型の5番艦で、2002年3月に就役しました。
葉巻型の船体がこのタイプで初採用されたほか、部分短殻式の船体構造や船体に装着された無反響タイルなど数々の新技術が初採用されています。特に葉巻型の船体は艦内の居住空間を増大させ、居住性の向上に寄与しています。

中国海軍の脅威を念頭に策定された新防衛大綱では潜水艦隊の22隻体制が提唱されていますが、この「おやしお」型の艦齢を延長することで体制を実現することになっています。第1潜水隊群第1潜水隊に所属し、母港はです。

第4群最後は「わかしお」です。海自最後の涙滴型船体の採用となった「はるしお」型の5番艦で、1994年3月に就役しました。
7隻が建造された「はるしお」型ですが、老朽化により既に4隻が退役し、現役でいるのは3隻のみ。うち2隻は練習潜水艦に種別変更されており、潜水艦籍にあるのは、「わかしお」のみとなってしまいました。涙滴型潜水艦は“絶滅寸前の危機”に瀕しています。

「わかしお」は横須賀に配備された唯一の「はるしお」型ということで、観艦式に参加する回数が多く、特に近年では2006年、2009年そして今年と3回連続の参加となっています。第2潜水隊群第4潜水隊に所属し、母港は横須賀です。

第5群は機雷戦を担当する掃海艦艇による編成です。最初に登場したのは掃海母艦「ぶんご」です。1991年のペルシャ湾掃海派遣の教訓を取り入れて設計された「うらが」型掃海母艦の2番艦で、1998年3月に就役しました。

就役当時は掃海隊群が2個隊あったことから、「ぶんご」が第1掃海隊群の旗艦、「うらが」が第2掃海隊群の旗艦を務めていました。1個隊となった現在は、基本的には横須賀籍の「うらが」が旗艦を務めつつも、「うらが」のドック入渠時や、訓練実施海域の場所に応じて「ぶんご」が旗艦を務めることがあります。災害派遣時の使用を想定して充実した医療設備を持つほか、通路等の艦内スペースも余裕のある造りとなっています。海自唯一の機雷戦部隊・掃海隊群の直轄艦で、母港はです。

掃海母艦に続いては掃海艇の登場です。
まず最初は「すがしま」型の2隻、「あいしま」「みやじま」です(画像は「みやじま」)。
「すがしま」型は12隻の同型艇が建造され、現在、掃海隊群と地方隊所属掃海隊の中核を担っています。ペルシャ湾掃海派遣の教訓に基づいて設計された艇で、この型によって海自掃海部隊は人的な技術だけでなく装備面でも諸外国海軍を凌駕しました。

掃海艇は小型ゆえに波浪で大きく揺れていますが、にも関わらず乗組員が整然と登舷礼を行っている様子はとても感動的です。
「あいしま」は8番艇で2004年3月、「みやじま」は10番艇で2005年3月に就役。両艇とも掃海隊群第1掃海隊に所属、母港はです。

第5群の4・5番艦は「ひらしま」型の2隻、「ひらしま」「たかしま」です(画像は「たかしま」)。
2008年から配備が始まった最新タイプの掃海艇で、「ひらしま」は2008年3月、「たかしま」は2010年2月に就役しました。前タイプ・「すがしま」より船体を大型化し、航行性能と向上と掃海作業用スペースの拡大が図られました。掃海用装備は国産のS-10掃海具を採用、音響・磁気掃海具を標準装備するなど、「すがしま」型よりも掃海能力が格段に向上しました。

掃海艇は木造ですが、材料の木材が高騰していることや船体の長寿命化を図るため、4番艇からはFRP(強化繊維プラスチック)製となります。この「たかしま」が海自最後の木造掃海艇です。両艇とも掃海隊群第2掃海隊に所属、母港は佐世保です。

掃海艇の殿は、今年3月に就役したばかりの「えのしま」です。
従来の木造掃海艇に代わる海自初のFRP(強化繊維プラスチック)掃海艇です。また「ひらしま」型より船体が3m長くなりました。
上記の点から「えのしま」を新型式・「えのしま」型の1番艇と呼ぶことがありますが、基本設計と搭載する装備品は「ひらしま」型と同じなので「ひらしま」型の4番艇と言うべき艇です。事実、艦内で流れたアナウンスでも「『ひらしま』型の4番艇です」と紹介されました。

FRP製となったことで調達コストの低減耐久性向上による維持コストの低減、さらには長寿命化が期待されます。
横須賀地方隊第41掃海隊に所属し、母港は横須賀です。

第5群は大型輸送艦とミサイル艇という対照的な組み合わせです。
1番艦は「くにさき」です。海自で初めて全通甲板を採用した「おおすみ」型輸送艦の3番艦で、2003年2月に就役しました。甲板上では乗組員が登舷礼を行っているほか、指揮通信車・輸送用トラック・給水車など様々な陸自車両が留置されています。

東日本大震災の際、「おおすみ」型はいち早く被災地に派遣され、災害時における有用性を実証しました。そのため、今や各地の自治体が実施する防災訓練に引っ張りだことなっています。
1番艦の就役時、空母に似た形をしているというだけで「軍国主義の復活」と騒いだ新聞や自称・平和団体が、いかに浅はかだったかを今さらながら実感します。護衛艦隊直轄第1輸送隊に所属し、母港はです。

近年の観艦式に不可欠な存在なのがミサイル艇です。今回の観艦式でも2隻のミサイル艇が参加しています。
最初に観閲を受けるのは「くまたか」です。1999年の能登半島沖不審船事件を契機に整備された「はやぶさ」型ミサイル艇の4番艇で、2003年3月に就役しました。最高速力44ノットを誇る海のスクランブラ―で、速力に加え76ミリ速射砲や90式対艦ミサイルなど強力な水上打撃力も有します。

40ノットという高速では海上を縦横無尽に駆け抜けるミサイル艇ですが、波浪の中を10ノットという低速で航行するのは苦手なようで、船体を大きく揺らしながら懸命に航行しているように見えます。大湊地方隊第1ミサイル艇隊に所属し、母港は余市です。

もう1隻のミサイル艇は「しらたか」です。「はやぶさ」型の最終艇(6番艇)で、2004年3月に就役しました。不審船対処という任務の特性上、全艇が日本海側に配備されており、内訳は余市、舞鶴、佐世保に各2隻となっています。
能登半島沖の事件以降、公になっている不審船事案はありませんが、ドック入り等を考慮すると各基地に2隻づつというのは少ないと言わざるを得ません。ミサイル艇1号型3隻の退役後に代替艇も調達されていないことから、あと3隻増強して以前のように各基地3隻体制とすべきではないかと私は考えます。

佐世保地方隊第3ミサイル艇隊に所属し、母港は佐世保です。両艇はこのあとの訓練展示で44ノットの高速走行を披露します。

第7群は祝賀艦艇部隊です。「うみぎり」を先頭に海保の巡視船「やしま」、豪海軍のフリゲート艦「シドニー」、シンガポール海軍の揚陸艦「パーシスタンス」、米海軍の巡洋艦「シャイロウ」と続く…はずなのですが、事前公開1には海保と他国海軍の3隻は参加しませんでした。14日の式本番には外国艦艇は予定通り参加したのですが、海保の「やしま」は尖閣諸島周辺での警備の多忙化を理由に参加が取り止めとなってしまいました。

祝賀艦艇の先導役である「うみぎり」ですが、この日は先導する艦もなく寂しく単艦での航行です。私は海保にも外国海軍にも興味はないのでこれでOKなんですけどね(笑) 「うみぎり」は第4護衛隊群第4護衛隊に所属し、母港はです。

約20分間で25隻の観閲が終了しました。続いては航空機が観閲を受けます。今回の観艦式では海自からP3-Cなど21機が、陸自からCH47-Jが3機空自からはF2など6機が参加します。整然と隊列を形成して航行する艦隊の上空を、轟音を響かせながら通過していく航空機は大迫力!航空機にまったく興味がない私でも心が躍りました♪

観艦式はこのあと受閲部隊による訓練展示へと移ります。気が付けば、“護衛艦隊の猫ちゃん”「あきづき」が「あたご」の後方を航行しているではありませんか!最新鋭DD「あきづき」を撮影する大チャンスが巡ってきました♪この幸運が、このあと私に素敵な一枚を撮影する機会を与えてくれるのです。
一斉大回頭そして見事な訓練展示、高波を蹴ちらして艦艇が躍動した訓練展示・帰投編に続く…